東京アラフィフおひとりさまOLのひとり遊び

東京で縛られず紛れて生きるおひとりさまOLのささやかな毎日の楽しみ

女の闘いそして大企業の出世のリアル

今の職場は男性のほうが多いが、

関連会社に非常勤で会議に行かなければいけない時があり、

アパレル系職場の場合、女性が圧倒的に多い。

そんな時、その中で自分がどのように振舞えば良いかを考える時がある。

同性同士はよく見える。観察もシビアにできる。

前を歩く女性のヒールの高さによる歩きづらさを簡単に想像できて

大変だなあなんて思ったり。

このアイライン凝ってるなあなんて思ったり。

 

そんな中で目立たないように敵を作らないように。

自分の言い分を通さないといけない。立場上。

 

加賀屋のおかみさんなんて本当大変だろうなって思う。

多くの女性相手に敵を作らないように教育するなんて。

 

それには。

まずは外見。

舐められないように一粒ピアス。夜会巻き風のまとめ髪。メガネ。

 

感情をできるだけ出さず。柔らかく。

余計な一言は言わない。

 

関連会社の女性で、人を責めるようなキッツイ言葉を使う50代女性がいて、

この人きついな、、私は別に部下ではないのにこの言い方はなんだ、、、と思っていたのだが、

彼女は本社でもきつくて有名で、関連会社にまさに「飛ばされた」パターンと知った。

「あー、あの人はねえ。。」って感じで皆知ってた。

 

大企業で偉くなっていく人は、

人格的にも優れた、謙虚な人が多いのは、

その過程で、パワハラしたりキツイ人間は、

どんどん関連会社に「飛ばされて」行っているのだ、という

身も蓋もない現実も、

今の会社でよくわかった。

その女性も、もれなく本社から追い出されたパターンであった。

とりあえず、やっぱり、この歳になって自分が「変だ」と思う人は周りもちゃんと変だと思っているのだな、、、と、救われた気がしたものだが、

それでも何の因果か、関連会社として私は今そういう女性とも関わらなければいけない今を、

勘弁してよーあんなキツい女性と関わりたくないよー。。!

とひたすら憂鬱に思っていた。

 

しかし、先日の有楽町三省堂で、(立ち読みで)

365日分、著名人の言葉が掲載されている新刊を読んで、

その中の林寛之先生(医師)の言葉で、考え方を変えることにした。

 

「自分を高めるための」神様が遣わして下さった存在であると考えようと思った。

 

表面的にすぐキツい言葉をかけるのは未熟な証拠。

絶対にあのキツさに乗らず、

こちらはきちんと品を保って、

穏やかに、しかし裏ではしっかりと負けないよう作戦をねって

「勝ち戦」をしていこうと思っている。

 

女性の闘い方は、

北風と太陽なら、断然、太陽になることだと思う。

 

そして最後に勝つのはやっぱり太陽だしね。